小物を盗んだ友人を窃盗犯として告発した刑事事件

まさか身近で刑事事件が起こるなんて。私の体験談です。

私は、何の変哲もない、何の能力もない普通の主婦です。
平々凡々と日々が過ぎていくだけだと思いながらも、日々幸せに暮らしていましたが、警察を巻き込む事件が起こりました。
思い出すのも腹立たしいですが、何かの役に立てばと思い、その体験談をお話します。

最初は自分の物忘れかもと思っていました

はじまりは、いつなのかが明確ではありません。
ただ、自分の持ち物がある日から見つからなくなりました。
「ここにあったはずなのに」「私の思い過ごしかも」「どこかで落としたのかな」そんな小さな疑問が湧いては消え、と繰り返していました。
お気に入りだったハンカチ。
気に入って買った小さな置物。
食べるのを楽しみにしていた有名店の焼き菓子。
ほんの些細なものばかりで、「ないな」と思っても、家の中でなくなっているから、どこかで見つかるだろうと、そっとしておくものばかりです。
ただ、だんだんと数が増えてきたので「自分は若年性アルツハイマーなのかしら」「ちょっと物忘れが多すぎないか」と心配にもなってきていました。

友人宅で見かけた私のアイテムたち

そんなある日、近所の友人の家に行ったとき、明らかに見たことがあるハンカチがありました。
そこらへんに売っているようなものなら、「あ、同じもの持ってるんだ」で済みますが、見つけたのは、私がもらったタイ土産です。
繊細な刺繍が入っており、ほかにはない柄でした。
「あ、」と気付いたものの、表情には出さず、まずは自分の中で振り返りました。
「もしかしたら、何かのきっかけで貸したかもしれない」「譲るようなきっかけがあったかな」そんなことを考えてみますが、思い当たる節はありません。
ただ、その日はそのまま何も言わずに帰りました。
ただ、一度見つけてしまうと、ものがなくなったのは、すべて友人が私の家に来て、帰った後ではなかったかと、思うようになりました。

友人を疑うのは心苦しく思いましたが、証拠を集めました

また、その友人宅に行くときには、友人にはばれないように、注意深く家の中を観察しました。
お手洗いを借りたとき、廊下から見える部屋の窓辺に私の家に合った置物が飾ってあるのを見つけました。
一度疑い始めると、あれもこれもと、思い当たります。
なくしたことにも気づいていなかったものが友人宅で見つかることもありました。
ただ、すべて友人には言いませんし、気づいたことも悟られないようにしました。
周りの人にも言いません。
ただ、泣き寝入りするつもりはありません。
いくつか証拠をつかんだ末、警察に被害届をだしました。

警察に被害届を出して刑事事件化しました

なくなったものをすべてリストアップし、空き巣被害で申告。
被害届を出した後、友人宅で盗品を見たと伝え、刑事事件にしました。
修羅場はありましたが、そもそも犯罪を犯したのは友人です。
今は友人とも思っていません。
大人の付き合いとして、やるべきことはきちんとやることが正しいだろうという考えが私を後押ししました。